授業紹介「バイオ生命学」(生物基礎)
公開日:
:
授業紹介
今回は、りら創造芸術高等学校の一般教養授業を紹介します。
生物基礎の単元。通称「バイオ生命学」
蛍は何故光るのか?紅葉の仕組みってどうなってるの?竹の花をみたことがある?
りらの周りには自然科学を考える沢山のきっかけがあります。
一つの対象の見方を変えるだけで勉強は楽しくなる!
この授業は、じぶんの好奇心を発見する機会にしたいと、校外学習に出かけることも多くあります。
この時期、真国地区を車で走っていると、山にある竹があちらこちらで茶色く変色しているのが目に入ります。
松竹梅の由来ともなったように竹は常緑であることが知られていますが、春のひと時「竹の秋」と呼ばれる黄葉を起こします。(写真右上)
この時、既に葉の付け根から新しい芽が出ているため竹は常緑なのです。
今週の授業では、この「竹」を学ぶための導入に竹林見学と竹の子ほりを行いました。
この授業の先生は、地域に住むおじいさん。
丁寧に、竹の種類や食べ方について教えてくださいました。
この校外授業にはレポート課題が出ているので、生徒たちはしっかり聞き取りをしています。
裏山にある竹林に向かいます。
80代のおじいさんも「足を悪くしたから」といいながらも、私たちよりしっかりした足取りで進みます。
きれいに下草を刈られた竹林に少しだけ頭を出している竹の子をほります。
いのししは、竹の子がまだ土の中にある冬の時期に匂いでかぎわけて竹の子を食べるそうです。
意外と知られていませんが収穫直後の竹の子はあくが少なく、そのまま焼いても食べることができるそうです。
意外と野生動物のほうが私たち人間よりも食通なのかもしれません。
りら創造芸術高等学校HP
関連記事
-
「真国地区に納豆文化」新聞掲載 授業「地域デザイン」
2014年9月13日「真国地区に納豆文化」と題した記事がわかやま新報社で掲載されました。
-
特別授業『モデル撮影』
りら創造芸術高等学校でモデル撮影の特別授業がありました。 担当いただいたのは授業「フォトライ
-
プロジェクト美術による校門のモルタル造形作品
2021年の年明けからプロジェクト美術では、モルタル造形作家の眞砂先生ご指導の下、校門の一部のリノ
-
地域デザイン【念願の椎茸収穫】
授業「地域デザイン」の特別授業(和歌山県女性林研が毎年開講してくださっています)で植付けてい
-
特別授業 建築家「広谷 純弘先生」 ベーシスト「清水興先生」
6月6日(木)りらでステキな特別授業が開催されましたのでご報告します。 講師の先生は、和歌山出
-
実物大105cm望遠鏡模型製作日記 第4話 「仮組&展示決定」
こんにちは!サイエンスアートを選択しているT.Aです。 とうとう夏休みを終え、
-
授業紹介 1年生ミーティング
りら創造芸術高等学校では校則や困ったこと等を全校生徒で話し合う「ミーティング」の授業があります。
-
地域デザイン【林業特別授業】徳用林産物シイタケ栽培
2018年3月2日金曜日の午後に選択授業「地域デザイン」において、 和歌山県と女性林研のご協力
-
特別授業「スタジオ撮影から学ぶ」
こんにちは!一年生のSです! 前回りらの特別講師で写真家の堀田賢治先生に寮の撮影をしていた
りら創造芸術高等学校HP
- PREV
- 新入生の初ブログ投稿!りら生にインタビュー
- NEXT
- 実物大105cm望遠鏡模型製作日記 第1話