授業紹介「バイオ生命学」(生物基礎)
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授業紹介
今回は、りら創造芸術高等学校の一般教養授業を紹介します。
生物基礎の単元。通称「バイオ生命学」
蛍は何故光るのか?紅葉の仕組みってどうなってるの?竹の花をみたことがある?
りらの周りには自然科学を考える沢山のきっかけがあります。
一つの対象の見方を変えるだけで勉強は楽しくなる!
この授業は、じぶんの好奇心を発見する機会にしたいと、校外学習に出かけることも多くあります。
この時期、真国地区を車で走っていると、山にある竹があちらこちらで茶色く変色しているのが目に入ります。
松竹梅の由来ともなったように竹は常緑であることが知られていますが、春のひと時「竹の秋」と呼ばれる黄葉を起こします。(写真右上)
この時、既に葉の付け根から新しい芽が出ているため竹は常緑なのです。
今週の授業では、この「竹」を学ぶための導入に竹林見学と竹の子ほりを行いました。

この授業の先生は、地域に住むおじいさん。
丁寧に、竹の種類や食べ方について教えてくださいました。

この校外授業にはレポート課題が出ているので、生徒たちはしっかり聞き取りをしています。

裏山にある竹林に向かいます。
80代のおじいさんも「足を悪くしたから」といいながらも、私たちよりしっかりした足取りで進みます。

きれいに下草を刈られた竹林に少しだけ頭を出している竹の子をほります。

いのししは、竹の子がまだ土の中にある冬の時期に匂いでかぎわけて竹の子を食べるそうです。
意外と知られていませんが収穫直後の竹の子はあくが少なく、そのまま焼いても食べることができるそうです。
意外と野生動物のほうが私たち人間よりも食通なのかもしれません。
りら創造芸術高等学校HP
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