学校の癒し犬「ばなな」の訃報
平成18年 1月
学校犬「ばなな」は、りらの前の道をさまよっていました。
名前の由来は、足を怪我してやせ細っていたその犬に校長先生がたまたま持っていた東京バナナをあげると気に入ったから。
生徒で散歩の当番を決め、朝・夕方・夜の1日3回散歩に行っていましたが、体調を崩し始めた頃から朝と夕方の1日2回になっていました。
ばななは少し前から体調が悪く、白内障を患ったり耳があまり聞こえていなかったり、足が動かなくて散歩に行けなかったりもしたので、生徒や教職員みんなで様子を見ていました。
しかしばななは、2017年9月10日の夕方、危篤の知らせを聞いて駆けつけた卒業生と教職員に優しく撫でられながら、静かに息を引き取りました。
そして今朝、校長先生からお話があり、改めてばななの訃報を実感しました。校長先生は「ばななは幸せだったと思います。ばななに代わってお礼をいいます。ありがとう。」と、涙ぐみながら話されました。
校長先生のお話の後、みんなでばななに最後のお別れをしました。お花をばななの顔の近くに置いて、手を合わせ、それぞれの思いを伝えました。
ばななは11年間、学校の仲間として、落ち込んだ生徒の心を癒してくれました。散歩に行くと地域の方も声をかけてくださり、本当にたくさんの人から愛されていたと思います。
たくさんの癒しと元気をありがとう、ばなな!
これからもりらのことを、天国から見守っていてね!
↑1期生とばなな
↑今年の生徒とばなな
りら創造芸術高等学校HP
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Comment
10年前の開校当時から心で学校を応援しています。最近は年に2回ほどしかWEBを見ないけど、驚きました。ご冥福をお祈りいたします。遺影では下の歯が1本すくないようですが写り方の都合でしょうか?私も歯が少なくなり身につまされます。