総合授業発表会報告
2019年2月17日(日)に開催された平成30年度総合授業発表会「43色のいろえんぴつ」が無事に幕を閉じました。
当日は、400人近くのお客様にご来場いただき、ステージである体育館は立ち見のお客様も出るほどに満員でした。
りら至上最も多くのお客様にご来場いただいたイベントとなりました。
13時から始まった第1部のステージは、今年度より新しく始まった授業「和太鼓」から、大迫力の演奏で幕を開けました。
この授業は世界和太鼓一人打ちコンテストで 最優秀賞を受賞された和太鼓奏者、嶋本龍先生による授業です。
気迫あふれる演奏に会場全体が震えていました。
授業ミュージカルの発表「アラビアンナイト」では、煌びやかな衣装に身を包んだ生徒たちが、華麗にパフォーマンスを披露しました!
伝統芸能の授業からは日本舞踊「長生の舞」、能「竹生島」の2演目を披露。
授業ボーカル「ウェスト・サイド・ストーリー」では練習を重ねてきたハーモニーを響かせ、
授業殺陣では、袴を身に着けた生徒たちが、アクション映画さながらに演技を行いました。
1部の最後はプロジェクトパフォーマンスによる「Will Rogers Follies」。
英語ヴォーカルを入れた今までと違う、新しくなった伝統のタップラインダンスをごらんいただきました。
これには、来場していた卒業生も驚いていました。
第2部は、音楽系の授業からスタートしました。
まず最初は授業ミュージカルと音楽放送局のコラボレーションで、9月のりらシアターでも披露した「Break Free」、
生演奏で歌って踊る。まさにりらの真骨頂といえる演目です。
続いてプロジェクト音楽、音楽放送局のバンド「タガヤース」とバンド演奏が続きました。
そして、りらではお馴染みとなった「えぷろんず」。特別l講師で伝説のコミックバンド「おかげ様ブラザーズ」のヴォーカル弓庭先生が製作を手がけた「大好き」、「雪うさぎ」の2曲を披露しました。
続いて授業ジャズダンス基礎からは、「U.S.A」、「BOOMBAYAH」の2曲を発表。まったく雰囲気の違う2曲に、お客様からも大きな拍手を頂きました!
授業タップダンスからは、「BURN THE FLLOR」、「Four Brothers」を。
今年入学して初めてタップシューズをはいた一年生たちも、二、三年生の先輩たちに混ざって一生懸命タップを踏んでいました。
最後の演目は、三年生である10期生がこの日のために練習を重ねたダンスで、三年間の集大成を披露しました。
三年間何度も立ち続けたこの舞台に乗るのもこれで最後。10期生たちは、笑顔と元気いっぱいで、その瞬間を迎えていました。
客席で見守るお客様や、舞台袖から先輩の姿を見つめていた一、二年生の目には涙が浮かんでいました。
舞台の外では、造形・絵画・映像・衣装製作・メディアデザイン・地域デザイン・国際交流などの展示も数多く行いました。今回の総合発表会では、多くの授業から活動をまとめた冊子を配布させていただきました。
そしてイベント恒例となった「LYRA CAFE」では、学校から200メートルほど離れた真国の荘でカフェをオープンするなど、多彩な授業の一部をお見せすることが出来たのではないかと思います。
今回のテーマは「43色のいろえんぴつ」でした。
本校には特色のある授業のほか、年間を通して様々なイベントがあります。そして生徒たちは、日常でも、非日常であるイベントでも、それぞれの役割を持って日々をすごしています。
ものづくりをする生徒、舞台に立つ生徒、そしてそのどちらにも携わる生徒。いろいろな場面で発見した自分という「個性」を「色えんぴつ」になぞらえ、その個性を存分に発揮した総合発表会になりました。
寒い中、お越しいただいた皆様、本当にありがとうございました。
また、来年度も多くの舞台でお目に掛かれることを楽しみにしております!
りら創造芸術高等学校HP
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