ブドウハゼの原木調査がTVの再現ドラマとして放送されました
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地域デザイン授業記録簿, 葡萄櫨の原木調査
2018年12月6日19時放送のクイズ番組「THE突破ファイル」~消えた○○を追え!執念の大追跡2時間スペシャル!~にて、
りら創造芸術高等学校の授業「地域デザイン」で調査している抹消天然記念物「ブドウハゼの原木」再発見に関する調査が題材になり再構成された再現ドラマが放送されました。
以下、葡萄櫨の原木に関する調査保護活動の記録として放送の内容の一部を紹介します。

引用『公式HPのキャプチャ』
今回の再現ドラマの収録は、実物の原木があることや環境のディティールにこだわり、全編紀美野町ロケでおこなわれました。
収録の為に東京から集まったスタッフは役者の方をはじめプロデューサー、AP、監督、助監督、カメラマン、ビデオエンジニア、音響、スタイリスなど、総勢20名以上。女優さんが身につけている制服もりら創造芸術高等学校の現役の生徒のものです。まさしくドラマ撮影の現場が校舎内に再現されました。
舞台・芸術を学ぶりらの生徒にとって見学やエキストラでの参加は、最良の学びの場ともなりました。
今回の再現ドラマの題材となったりら創造芸術高等学校の授業「地域デザイン」は選択授業で、学校周辺の地域への聞取り調査を通して芸術の種(要素)を見つけ出し、芸術高校ならではの視点で活用方法を模索する「課題探求型授業」です。
今回の探求課題「ブドウハゼの原木」以外にも、納豆消費量全国ワースト1の当地和歌山県における「手作り納豆文化」を発見し、その伝承時期が600年以上前である事を調べたことでも新聞やテレビ等で紹介されました。納豆文化調査の生徒活動ブログまとめ
そんな地域デザインの授業で、昨年から本格的に取組んでいるのが今回放送された「ブドウハゼの原木」調査です。
ワクワクと偶然、執念で発見に至ったこの調査活動。
放送内容は正確なドキュメンタリーという訳にはいかず、出演がかなわなかったキャラクターはたくさんいますが・・・
30分という限られた時間でテレビ局の方が必死で創作してくださいました。
授業の目標でもある「原木の保護活動に繋げる」という意味でも、今回の放送は大きな意味がありました。

引用『公式HPでの予告の映像のキャプチャ』
今回の再現で主演を演じてくれたのは、映画「あさひなぐ」に出演されている女優 松本妃代さんと、CMで大活躍されている黒崎レイナさんでした。
収録は、冬の風が吹き始めた11月後半。山の中の撮影は、寒さや日の短さなどとても大変そうでした。
3日間に及ぶ長い時間に渡り見せてくれたお二人の集中力、忍耐力にはとても驚かされました。

また、地域のお爺さん役として頑固親父役でも有名なあの渡辺哲さんが出演してくださいました!

引用『公式HPでの予告の映像のキャプチャ』
実は、哲さんの役には、時間の都合で省略されたキャラクター(原木の存在を信じていたおばあさん、ブドウハゼの収穫を現在もおこなっている唯一の栽培農家のおじいさん、一緒に原木を探した教員)が含まれています。
収録の際にそんなお話しを哲さんにすると、
「この役は大切な役だね、(役作りにとって)いい話を聞いた」とおっしゃって頂きました。
哲さんの役に向き合う姿勢は真剣そのもので、収録の合間にお話しを頂いた生徒は「本当に貴重なお話しを聞くことができた」と感動していました。
帰り際に、「また来るよ」と言ってくださり、一同大喜びでした!
↓ 番組では紹介しきれなかった再発見に至る正確な経緯は以下のブログで報告しています。
関心のある方は是非ご覧下さい。
りら創造芸術高等学校HP
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