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真国御田米作り実践アートプロジェクト 稲刈り

公開日: : 最終更新日:2014/07/25 最新情報

10月2日水曜日、今年の6月に学校から1.5キロ程離れた休耕田をお借りして田植えした
「真国御田米作り実践プロジェクト」の田んぼで稲刈りを行いました。
■真国御田とは
真国御田とは、真国地区に600年以上前から伝わる伝統芸能「真国御田春鍬規式」で
五穀豊穣を願って年初め(旧暦1月7日)に1年の稲作作業を神の前で演じ、
豊作を祈願する。余祝芸能です。
戦後の地域衰退と共に失われ、93年からは、現在りら創造芸術高等専修学校の校舎として使っている、
当時の真国小学校の生徒たちが保存クラブを組織して伝えてきました。
平成18年に地元地域の方々から、復活・継承の依頼がりら創造芸術高等専修学校にあり、
 生徒が地区の古老から聞き取ったり、映像資料を研究するなどして徐々に復活させながら、
神社への奉納や伝統芸能発表会などで演じてきました。
■現代における真国御田とは?
 今、この時代に生きて、この地で生活する私たち(生徒)が主体的に演じる真国御田とは、
どのようなものであるべきか?
 自然=神から何を感じ、何を願い、どのように演じるのか、との命題に答えを出すためには、
地域の方々と共同して実際の稲作を経験することから始めようと考え、プロジェクトを起ち上げました。
元来、真国御田は、稲作を題材としたコミュニケーションの場としての役割もあったと考えられます。
■真国御田米作り実践プロジェクトとは
今回のプロジェクトは、実際の田植えを生徒が体験して、いにしえ人の心に触れようとする試みです。
また、地域の方との共同作業で繋がりを実感して、真国御田の復活を更に強固なものにする目的があります。
「まずは、生徒が続ける意味を作らないと継承は難しい!
りら独自の継承意義(今日的継承意義)も積極的に作るべき」
という内容の卒業論文を残した卒業生らの言葉を実践した新しい試みです。
そこで、今年から芸術の学校ならではの試みとして、「稲作をアート作品として表現しよう」という
選択授業が始まりました。
伝統芸能である真国御田を活用した、楽曲の制作は授業「音楽研究」が、
体全体で稲作を表現するダンスの振り付けを授業「身体表現研究」が、
稲作や里山をテーマに観察を通して学ぶ授業「生物学研究」といった授業が
稲作を通して授業間の枠を越えてつながり、新しい作品を創作する場となっています。
この日は、音楽研究講師で「おかげ様ブラザーズ」リーダー きんた・ミーノさんが
書き下ろして下さった楽曲「田んぼでお米を作りましょ」のPV撮影を
りら講師で写真家の堀田賢治さんと講師で映像カメラマンの宝門勝実さんが
それぞれ撮影して下さいました。
この作品は、今年の世界民族祭in真国≪紀美野町≫で
「お米でアジアをつなぎましょ」として発表される予定です。
IMG_9657.jpg
御田では、種籾蒔きから田植え、稲刈り、俵の倉入れまでの稲作作業を古来の言葉を使って表現しています。
奉納の際に早乙女として出演する生徒たちは、衣装を着て実際の作業を経験しました。
IMG_9724.jpg
「お米でアジアをつなぎましょ」の撮影風景
IMG_9710.jpg
地域の方の指導と協力でハゼ掛け作業もすることが出来ました。
DSC_6446.jpg
DSC_6464.jpg
使い終わった道具などは近くの川で洗い、のどかな校外活動となりました。
IMG_9835.jpg

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