高大連携ミニシンポ 地域と学校と人づくり
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最終更新日:2019/12/17
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高大連携ミニシンポ「地域と学校と人づくり」が1月25日(金)、
紀美野町美里支所にて行われ、りら生や町内の高校生、大学関係者、行政関係者、地域住民ら約60名が、地域の次世代を担う人材育成のための機会の創出や、支える環境の大切さについて考えました。
このシンポジウムは、和歌山大学とりら創造芸術高等学校で行っている高大連携プログラム「高大連携ゼミ」がきっかけとなり、和歌山大学と包括協定関係にある紀美野町も共催して、地域の高校と地域に根ざす国立大学、地域住民、行政が人材育成のために、どのような事ができるのか。
をテーマに、全国の先端事例紹介や地域をテーマにした論文発表。今年度、地域の高校生で作った学生団体「1LDK」の活動報告とトークセッションが行われました。

紀美野町の副町長による挨拶です。

基調講演では、TVドラマのモデルとなり全国的にも有名な三重県多気町「高校生レストラン」の仕掛人、
皇学院大学教授 岸川政之先生による「地域で育む高校生の可能性」と題した講演を行って頂きました。
先生のお話は、会場の雰囲気をしっかりと意識するために「スーパーフリートーク」形式で行われ、聞き手の高校生たちにも分かりやすいお話しとなっていました。

先生の授業には以下の二つのルールがあるそうです。
寝ても良い(自由意志で参加する)
手をあげる(主体的に参加する)
その話を聞いて、りらの生徒も手をあげて発言していました。

生徒たちは地域を本気で考える公務員でもあった先生のお話に大きな刺激を受けていました。
その後、和歌山県の職員で、昨年まで和歌山大学観光学部で地域を研究していた、田村修平さんによる論文の発表がありました。
この論文は、りらの立地する紀美野町と学校の協奏的関係が、文化資本の創造と継承に寄与していることを何十時間にもおよぶ緻密な半構造化インタビューにて調査したもので、学内で優秀賞を受賞し、今回初めて紀美野町で発表することになりました。
田村さんは昨年、りらの授業「地域デザイン」に参加されてこの論文を執筆した御縁で今回発表いただきました。
その後、休憩を挟んで始まった第2部では、りら卒業生のシンガーソングライターの円香さんによるミニライブです。

実は、円香さんはりらの卒業生で地域デザインの受講者でした。
今回は「私なりの地域デザインの卒業論文です」と言って卒業後作ってくれた楽曲「真国」を歌ってくれました。
最後はトークセッションです。
りら生と山上範子校長、小川裕康副町長、地域住民の森谷泰文さん、大成高校高校生たちが参加。山上校長は「生徒が失敗を恐れず経験できる機会を創出することが大切。周囲の人には、そばにいてやってほしい」、小川副町長は「町民が誇りを持てる町づくりをして、人口減少を抑止していきたい」、森谷さんは「地域に土地活用の新たな仕組みも生まれている。紀美野で暮らしたいという若者がいれば、支えたい」などと述べ、地域の未来を真剣に考えた充実した期間になりました。

今回のシンポジウムは、真剣に地域づくりに取り組む高校と大学が企画し、地域住民、役場など様々な方々にご協力いただき実現しました。
参加した生徒を始め多くの方々から参加できて良かったと。という声をいただきました。
地域づくりに終わりはありませんが参加した方々にとって考えるきっかけになったのであれば幸いです。
りら創造芸術高等学校HP
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