テレビ取材 ブドウ櫨
公開日:
:
最終更新日:2017/12/23
地域デザイン授業記録簿, 葡萄櫨の原木調査
授業地域デザインでは、京和ろうそくの原材料になるブドウ櫨についても調べています。
櫨(はぜ)の実は冬場に収穫し、海南市の製蝋所で木蝋に加工され、お相撲さんの鬢付け油。ドーラン(舞妓さん等の練り白粉)、歯医者さんでかみ合わせを確認する咬合紙。和ロウソクなどに使われています。
この櫨から抽出する油(櫨蝋)は、JAPANWaxと呼ばれ、日本を代表する植物由来ワックスとして世界から注目されています。
2年前には、当地で唯一の栽培農家のおじいさんの収穫風景をビデオ撮影させていただいたり、お話をお聞きしたりしていました。
昨年度末の調査活動で、失われたはずの原木が現存している可能性についてフィールドワークを行い、地域の方や大学など研究機関からも注目いただいています。
今回、卒業生が就職させていただいた映像制作会社「和通」様の依頼で、このブドウ櫨についての取材を受けました。
教頭の鞍先生がインタビューと、生徒がフィールドワークをする様子を収録してくださいました。
放送は2017年8月5日(予定)テレビ和歌山で放送中の「国土強靭化が郷土を救う〜強く、しなやかに〜」になります。
是非ご覧下さい。
りら創造芸術高等学校HP
関連記事
-
-
授業【地域デザイン】 ブドウ櫨の原木を探す
授業地域デザインでは、京和ろうそくの原材料になるブドウ櫨についても調べています。 ht
-
-
ブドウハゼの原木が天然記念物に再登録!
2017年から授業「地域デザイン」の課題として調査しており、 「枯死して跡形もない」とされ、
-
-
地域デザイン特別校外授業「林業に触れる」
2016年3月1日、和歌山県の最高峰、護摩壇山を源流にする日高川。 その中流域にある日高川
-
-
地域デザイン【校外学習】庄屋「弥市郎」の墓見学
五月晴れに恵まれた金曜日の午後。授業地域デザインの校外学習の一環として、地域の郷土史家森下誠
-
-
授業【地域デザイン】地域づくりプランナー高橋寛治先生来校
地域づくりプランナー高橋寛治先生が本校の授業「地域デザイン」を見学に来てくださいました。
-
-
地域デザイン 葡萄櫨の原木調査 「和歌山県の年輪調査に同行」
2017年12月14日午後、林業試験場や文化遺産課、海草振興局林務課、志賀野さみどり会のみなさんなど
-
-
プロジェクトフィールドワーク in吉田製蝋所
今年度、初めて行われたプロジェクトフィールドワーク(PFW)は、3日間連
-
-
校外活動 葡萄櫨収穫の見学
2017年11月28日 午前8時30分 志賀野地区で和ロウソクの原材料「ぶどう櫨」の収穫を行う
-
-
授業こぼれ話「きつねの小判」の由来仮説
きつねの小判という子どもの遊びをご存知だろうか? 「きつねの小判を100個集めると願
りら創造芸術高等学校HP
- PREV
- 地域デザイン 高大連携合同ゼミナール
- NEXT
- サマースクール1日目