学園設立 10周年記念
2017年1月14日土曜日13時 学校法人りら創造芸術学園 開学10周年記念行事
本学は、2007年4月、紀美野町真国宮(まくにみや)に舞台・芸術系の高等専修学校を開き、去年4月からは高校として、日本舞踊や演劇、ダンスや音楽制作などを中央に置いた特色ある教育を実践してきました。
先日、和歌山市の県民文化会館・小ホールで開かれた記念式典には、多くの来賓が出席くださるなか、卒業生や学校関係者が学園創立10周年を祝いました。
式典で山上範子校長は、地域の人たちとともに歩んできたこの10年間を振り返り、感謝の言葉を述べた上で、「きょうを機に、また新たなステージへ向けて出発していくことをここに誓います」と式辞を述べました。
オープニングには、特別講師の堀田賢治先生が制作した動画が流れました。
その後特別講師でミュージカル女優の天翔りいら先生とダンスアートカンパニーALCAのメンバーによる「世紀を越えて」をテーマにした創作ダンスが披露されました。
式典では、多くの御来賓が御列席頂くなか、山上校長の式辞から始まりました。
衆議院議員の石田真敏先生ら県選出の国会議員の先生や紀美野町長ら町選出の先生も大勢駆けつけてくださいました。
続いて、りらの在校生によるジャズダンスの発表です。
1年生から3年生までの生徒が元気に発表しました。
特別講師でコミックバンドおかげさまブラザーズのヴォーカルのきんた・ミーノこと弓庭規生先生による歌唱の発表です。
1期生の卒業式でオープニングに流れた思い出の歌「BIRTH」も発表してくださいました。
卒業式を思い出し、涙を流す卒業生もいました。
続いて、特別講師で元タカラジェンヌの星沙紀帆先生によるミュージカルナンバーの歌唱を発表していただきました。
難易度の高い歌を見事に歌い上げる姿を舞台袖から眺めていた生徒からは、「感動しました!」という声が聞こえてきました。
続いて、特別講師で能楽師の松井彬先生と松井俊介先生が仕舞を発表くださいました。
松井彬先生は重要無形文化財総合保持者の喜多流能楽師でいらっしゃいます。
必修単位として能を学ぶ生徒たちは、その所作の美しさに感動していました。
続いて、特別講師でタップダンサーの森本知子先生と藤崎先生のタップダンスです。
ステージ衣装を着た先生のかっこいい振りに釘付けになりました。
式典の幕を閉じる演目は、ミュージカルウィルロジャースフォーリーズより「our favorite son」(通称ウィル)です。
1期生2期生しかいなかった時期にミュージカルの特別講師 采湖先生が振り付けをしてくださり、その後先輩から後輩に脈々と受け継がれてきた演目です。
卒業した生徒全員が一度は舞ったことのある唯一の演目です。
式典終了後には、生徒による音楽の発表がありました。
受付には、綺麗なお祝いの花を頂き、来場されたお客様を楽しませてくれました。
本当にありがとうございました。
今回の式典は、10年の節目に当たり学園を多くの方が支えてくださっていることの実感と、
舞台を通して普段指導いただく先生のパフォーマンスを見ることで、生徒にとっても大きな学びの機会ともなりました。
ありがとうございました。
りら創造芸術高等学校HP
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