吉田製蝋所の見学
公開日:
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最終更新日:2022/05/27
りら工房, オーガニックコスメプロジェクト
4月27日水曜日、プロジェクトりらファクトリーでは海南市且来にある吉田製蝋所へ行きました。
吉田製蝋所は、現在和歌山県にある唯一のモクロウを作ることができるところです。
そのモクロウの原料となるブドウハゼの調査をきっかけに、6年前からりらの授業等でお世話になっています。
2022年3月に販売することができた「マルチバーム キノミノリ」の原料となるモクロウも、全て吉田製蝋所が作ってくださいました。
(昨年度までの「キノミノリ」ができるまでに関しては、りらのブログをぜひご覧ください。)
りらファクトリーには今年度から新しく加入したメンバーが多いので、モクロウやブドウハゼのことを深く知るために、工場や倉庫などの見学に伺いました。
吉田製蝋所のモクロウ作りは、昔ながらの「玉締め式圧搾法」というやり方で、日本全国でこの方法でモクロウを作っている製蝋所は2件だけということでした。
吉田さんが製蝋作業を行う際には、たくさんの見学者が訪れるため、1度でできる作業を2~3回に分けて行うというお話も聞くことができました。
更にモクロウを白く精製し化粧品原料となる「ハクロウ」を作っておられる工程も見せていただきました。


吉田製蝋所は、昔ながらの薬品を使わない方法でハクロウとモクロウの両方を作っている日本で唯一の製蝋所だということも知り、とても価値のあるモクロウを使った商品づくりができていることを改めて理解することができました。
また、倉庫には今年の1月頃に収穫されたブドウハゼの実が保管されていました。ブドウハゼの実は収穫して1年ほど置いてから蝋にするそうです。


2020年に卒業生の11期生を中心としたりら生がブドウハゼの原木を天然記念物に再指定したころから、ブドウハゼ栽培を新しく始める人が和歌山県内で増え、倉庫にある実には新しい木から採れた実もありました。新しい木から採れた実は、古木から採れた実と比べても大きいことも、実際の実を見せていただいて知ることができました。
ブドウハゼの実は昨年が最も収穫量が少なかったそうですが、少しずつ増えつつあるそうなので、モクロウ産業がもっと栄えるように、私たちも活動していきたいと思いました。
工場の見学の後、吉田さん、近畿大学文芸学部の藤井先生、アロマセラピーコンサルタントの木田さんとの意見交換会がありました。
意見交換会では、モクロウの良さをはじめ、キノミノリの改善点やキノミノリに使用している香料のカヤ精油の特徴など、たくさんの学びがありました。
今年度、また新たにプロジェクトでやっていきたいことが沢山見えた収穫のある日になりました。
りら創造芸術高等学校HP
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