りらファクトリーの先輩にお話を聞きました
公開日:
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りら工房, オーガニックコスメプロジェクト
先日、りらファクトリーに13期生の先輩が来てくださいました。
この先輩はマルチバームキノミノリを商品化するブドウハゼで作るオーガニックコスメプロジェクトの発起人の一人でした。
いつもは先生からしか話を聞いていなかったことを、実際にやっておられた先輩から聞くことで、よりキノミノリやりらファクトリーの理解が深まり、とても有意義な学びの時間になりました。
以下、生徒の感想です。
今回のお話ではりらファクトリーがコスメ製作を始動した頃の様子や、どんな気持ちで活動していたのか、そして現在のファクトリーの活動に対してなどを初期ファクトリーメンバーである先輩から聞くことができた。
当時の話で印象に残っているのは、泣くほど真剣だったということと、諦めず試行錯誤し、自分にできることを精一杯やったから、先生が無理だと言っていた商品化にも辿り着けたということだ。
この前私が読んだ喜多川泰さんの本で「情熱をもって行動を繰り返せば、その夢は必ず叶う」という言葉が出てきた。
私はあまりその言葉に実感を覚えていなかったが、実際に行動した先輩達の話を聞いてまさにこのファクトリーのことだったんだと思った。
もう一つ考えたことが、学生(りら)の特権、可能性である。
「学生が一生懸命動いてたら、周りは手を差し伸べたくなる」「りらって何にでも繋がってるじゃん!」と言っておられたことで気付くことができた。
挑戦に打ち込める場があることに気付き、最大限に活用するべきだなと思った。
私もゴールを見据えて、色んなアンテナをもって周りを見ていきたいと思った。
(A・T)
これまで聞いた先生目線からのりらファクトリーの活動と、当時活動していた先輩目線のりらファクトリーの活動で感じ方が全然違うなと思いました。
先輩のお話を聞いているとキノミノリが商品化されるまでの過程で、どれだけこの商品を作りたかったか、限られた時間の中で、どれほど全力を注いだというのがとても伝わってきて、これはいろんな人にどうしても知って欲しいという思いと、榧の油を絞って、高野山に奉納したいという思いがさらに強くなりました。
実際に、元りら生からその当時のことを聞くと、その時どんな気持ちだったのかがよくわかりました。
何年もかけて作られてきたマルチバームの過程や榧、ブドウハゼについてももっとたくさんの人に伝えていきたいし、たくさんの人によって繋げられてきた紀美野町の貴重なものの大切さや歴史を伝え、活動している中で助けてくださった方が喜んでもらえるような活動をしたいと改めて思いました。
これからも自分たちにできる限りのことを全力でして、たくさんの学びを自分のものにできるように頑張りたいです。
(F・K)
りら創造芸術高等学校HP
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