校内での真国御田春鍬規式
公開日:
:
最新情報
2021年2月18に、紀美野町真国地区に伝わる「真国御田春鍬規式」の校内発表を行いました。
例年は、学校近くの真国丹生神社でご神事として執り行われ、生徒たちが奉納してきましたが、今年は新型コロナウイルス感染症の影響もあり、校内で在校生たちが見守る中、真国御田春鍬規式を行いました。
この、通称『御田の舞』は、戦前までは真国地区で継承されてきましたが、戦争で一旦途絶え、その後の都市化、少子高齢化等によって継承されなくなっていました。
平成になってからは、真国小学校の生徒発表会の中で演じられたり、世界リゾート博などで演じられましたが、真国小学校の休校とともに途絶えていました。
りら創造芸術高等学校では、前身のりら創造芸術高等専修学校の1期卒業生の卒業研究として復活され、在校生たちが12年間継承を続けています。
![](https://blog.lyra-art.jp/wp-content/uploads/2021/02/IMG_8851-1024x683.jpg)
![](https://blog.lyra-art.jp/wp-content/uploads/2021/02/IMG_8861-1024x683.jpg)
![](https://blog.lyra-art.jp/wp-content/uploads/2021/02/MG_9661-1024x683.jpg)
奉納終了後に、御田の舞をオマージュして創作した「真国神楽」も披露しました。
「真国神楽」が創作されてから10年近い年月が過ぎていますが、生徒たちがしっかりと継承しています。
![](https://blog.lyra-art.jp/wp-content/uploads/2021/02/IMG_8915-1024x683.jpg)
![](https://blog.lyra-art.jp/wp-content/uploads/2021/02/MG_9683-1024x683.jpg)
この「真国神楽」の他、ボーカルユニットの「えぷろんず」も、実は御田の舞に出てくる早乙女という登場人物たちがモチーフになっています。
新しく芸術を創造すること、そして、古来から伝わる文化を継承すること、そのどちらもが重要な両輪となり、生徒たちの活動に深みが生まれています。
りら創造芸術高等学校HP
関連記事
-
-
ダンス発表会のお知らせ
当学園の校長が代表を務めている「Dance Art Company ALCA」のダンスコンサートが1
-
-
銀河の森舞台芸術学園WSが始まりました
学校関連団体《銀河の森舞台芸術学園》の夏のワークショップが始まっています! 本校アー
-
-
春フェスティバル開催!
4月29日(日)、本校では春の学校説明会及び、春の特別コンサートと題して「春フェスティバル」が開催さ
-
-
夏休みの放送局実習!!
さる8月22日、和歌山県湯浅にある「FMマザーシップ(88.9MHz)」に、 有志生徒で実習に行きま
-
-
サマースクール(体験授業)募集開始
令和6年度のサマースクール(体験授業)の募集を開始しています! りらの授業体験や、寮の宿泊体験など
-
-
授業【地域デザイン】地域づくりプランナー高橋寛治先生来校
地域づくりプランナー高橋寛治先生が本校の授業「地域デザイン」を見学に来てくださいました。
-
-
サマーフェスティバル開催
7月24日(土)、紀美野町文化センターにおいて、サマーフェスティバルが開催され、大盛況のうちに幕
りら創造芸術高等学校HP
- PREV
- 2020年度後期総合授業発表会
- NEXT
- 清水興先生特別授業