映像表現&地域デザイン コラボ校外実習 in世界遺産高野山&心斎橋
公開日:
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最終更新日:2017/02/02
地域デザイン授業記録簿, 課外活動

現役カメラマンと映像作家の特別講師が直接指導する選択授業「映像表現」と、
地域に眠る文化や自然など、地域への聞き取り調査(フィールドワーク)で発掘し、アートな手法で発信することをテーマにした選択授業「地域デザイン」が
この度、東京都市大学、京都工芸繊維大学,高野山大学の先生からの研究に関する協力要請を頂き、校外活動を行いましたのでご報告します。
その研究名は、感性 BMI(ブレイン・マシン・インターフェース)に関する研究 。
初耳の方がほとんどだと思いますのでかいつまんでご紹介すると、
ここでいうBMIとは、脳から出る信号を読み取り、機械に伝える機械やプログラムの総称です。
BMIを使って言語にならない、感動などの反応を読み取り活用することがこの研究の目的だそうです。
脳に針でも刺すの?!とのご心配はご無用
この研究で使用する機材は、脳に流れる血液を人体に無害な光で読み取る仕組みだそうです。

今回りら創造芸術高等学校の生徒と講師がご協力するのは、
「感性適応型観光案内アプリの開発」という研究テーマの実験で使用する動画の撮影です。
この研究は、世界遺産高野山で行われ、東京都市大学、京都工芸繊維大学,高野山大学の共同研究になっています。
先生からの依頼は「より臨場感のある動画で高野山と街中を撮ってほしい」とのことでした。
事前の会議の結果、手振れがおこりにくいカメラを使って、歩きながら撮影することにしました。
また、音に関しては昨年度末の総合発表で授業「生物学研究」がテーマにしていた「バイノーラルマイク」を使用し、立体音響を再現することにしました。
高野山の奥の院で撮影しています。

時折、フィックス(固定)撮影も行いました。

そんな撮影中に、NPO法人映画甲子園の担当者様からお電話があり、りら創造芸術高等学校映像部の作品がダンスミュージック部門にて、最優秀作品賞を受賞しましたとのこと。
SKYPEで会場と中継していただきました!撮影中にこのような賞をいただきとてもうれしかったです。

午後からは一転、心斎橋に移動し撮影しました。

撮影者の耳に黒いイヤホンのようなものが見えていますが、これがマイクになっています。
撮影者の耳と同じ位置で集音するので立体感のある音を採ることができます。

さあ、これからは編集して大学に送る作業が始まります。
研究に使用する動画。という難しいテーマでしたが、プロの講師や大学の先生の本気のサポートをいただきましたのでいいものを作りたいと思います。
りら創造芸術高等学校HP
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