木星撮影 inみさと天文台
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課外活動
りら創造芸術学園のある紀美野町は「星降る里」と呼ばれるほど星が綺麗な環境です。
普段から、授業でも「天文学」がありみさと天文台から研究者の先生が来てくださっています。
2016年3月3日、みさと天文台の特別企画「木星写真コンテスト」に参加するため、木星撮影を行ってきました。
この企画は、和歌山県最大のみさと天文台の口径105㎝の望遠鏡で木星を撮影し、本格的な画像処理を行い、惑星大気研究の最前線で使えるレベルの写真を目指すというもので、有志生徒5名が参加しました。
当日の天候は快晴!夜空には満点の星が輝いていました。
貸し切りの観測ドームの中に入り観測を始めました。
105㎝望遠鏡を使って普通に見た木星は、とても明るく見えましたが、大気の揺らぎも大きく写りこみます。
そこで、粉河高校の生徒さんたちがつくってくれたという「絞り」を取り付けました。
この絞りの効果で大気の揺らぎが少なくなります。
実際に装着した後に肉眼で確認した木星は、はっきりと縞模様が確認でき、感動しました。
その後、望遠鏡に一眼レフカメラを取り付け、改造されたゲーム用リモコンでレンズを動かし角度を調節し500枚の写真を撮影しました。
天文台の先生も「いい条件だ」と太鼓判を押してもらえる環境で写真をとることが出来ました。
105㎝の望遠鏡で撮影した木星は、教科書に載っているような写真になりました。
少ない人数での参加でしたが、こんな綺麗な写真を自分たちの手で撮影を出来たのはとてもの貴重な経験でした。
写真は、これから処理作業を行いますので完成したらまた公開します。
夜空のしたで記念写真を撮りました。
寮から6分という好立地なので、来週も引き続き撮影や加工に天文台にうかがいます。
恵まれた環境だと改めて感じます。
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