第二回卒業式
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行事
外がほんわりと暖かくなって、春がすぐそこまで来ていることを実感しはじめたある日。
本校2回目の卒業式が行われました。
卒業生は6人。今までずっといっしょにがんばってきたなかまです。
式典の中では、3,4期生が2期生のために制作したドキュメンタリー(?)映像も上演され、
涙あり笑いありの卒業式になりました。
2期生は仲間意識がとても強いというのが定評としてありました。
どんな問題が起こっても、最後まで絶対にあきらめず、ひとつひとつ乗り越えてきたそうです。
報われなかろうが、どれだけ時間がかかろうが、2期生は自分たちの仲間を守りつづけてきました。
はたから見たら、みんなお人好しで、いつだって無鉄砲で後先なんにも考えてなくて。
けどそれが、2期生の誇りだったのだろうと思います。
そんな3年間を振り返る映像の最後には、こんなフレーズが使われていました。
「君たちは、愛にあふれた学年だ」
そんな2期生の心の広さと粘り強さは、いろんな局面で私たちを助けてくれました。
なにか問題が起こったとき、いつも率先して話し合いの場をつくってくれたのは2期生でした。
暗くなりがちなミーティングを、くだらない(ほめ言葉です)冗談で明るくしてくれたのは2期生でした。
2,3,4期生でする最後のウィル。全員が参加しました。
いったい何を残せるのか。自分たちはりらに何を残して卒業できるのか。
それ以前に残すことなんてできるのか?
2期生はずっと悩んでいました。
全校生徒を集めた話し合いの場でも、そんな話をしていました。
あのとき答えは出なかった。
今は・・・。
まだ出ていません。(感動的な答えを期待してくださった方、すみません)
ただ、絶対何かあるはずだという漠然とした確信はあります。
これから始まる学校生活の中で3,4期生はそれぞれに答えに出会うのだろうと思います。
もしかしたら卒業したみんなも同じかもしれません。
りらは今週を終えると春休みに入ります。
卒業生はそれぞれの新しい道で、私たちはりらで、新しい春を迎えます。
さて、今回は2期生にちなんだ締めくくりをしようと思います(内輪ネタですみません)!
では・・
アクション!!
記事構成 2年生(もうすぐ3年生) K.Y
りら創造芸術高等学校HP
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