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行事
今年はトルコにおける日本年です。
120年前トルコの軍艦、エルトゥールル号が串本町沖で遭難し、その救助活動に
感動したトルコの人たちとの交友関係から、本校が立地する和歌山県は積極的に
本イベントに参加しています。
今回、りらの海外研修の一環で和歌山県友好団の一員としてトルコの
メルシン市にて舞台発表をしてきました。
エルトゥールル号事件から120年の節目にあたる年ということで、和歌山県からのお誘いでトルコに行ってまいりました。
行く前は「トルコってどんなところ?」「トルコ語ってどんなん?」「向こうのデッキで日本のCDって音出るの?」「ホームステイはどんなお家?」などなど、期待半分不安半分で出発しました。
飛行機を3回乗り継ぎ、総飛行時間約16時間の末、やっとたどり着いたメルシン。トルコの南に位置し、地中海に面した都市でエルトゥールル号の慰霊碑がある、串本町の姉妹都市。ここが、みんなのステージ会場でした。ホテルに着くやいなや、ホームステイのホストの方々がお出迎えしてくれ、学生達はホームステイ先に旅立っていきました。
2日目、いよいよエルトゥールル号慰霊式典の日。朝からリハーサルができて、会場の広さや舞台袖の場所や舞台の床の感触などをしっかり確認しました。衣装を着ていると振り袖の女の子たちは、現地の人たちから大人気で、まるで有名人のように記念撮影を求められました。
その後はメルシン市内を少し観光した後、式典に参加しました。式典には和歌山県知事をはじめ、和歌山県や串本町から代表の方が多数いらっしゃって、トルコ側からはメルシン県知事や文化観光大臣も出席されていました。
その方々の目の前で、みんな舞台に立つことが出来ました。
本番はハプニングもありましたが、無事に舞台を終え、見に来てくださったホストファミリーの皆さんもステージに駆け寄ってくださいました。
舞台の開始時間が夜だったこともあり、一日が終わったのは夜の12時頃でした。そこからまた、学生達はホストファミリーのもとに帰っていきました。
2泊のホームステイ期間ですが、毎日夜にしか帰れなかったのですごくもったいないし、ゆっくり出来なくて可哀想だなと思いましたが、ホストファミリーの方々もとても歓迎してくださって、時間のない中で生海に連れていってくださったり、たくさんのごちそうを振る舞ってくださったりと濃厚な時間を過ごせたようで、話を聞いただけでもとてもうらやましくなりました。
舞台が終わってからは、カッパドキア、トゥズ湖、アンカラ、イスタンブールと観光地巡りをしました。
カッパドキアの洞窟に景色、トゥズ湖の真っ白な地面(水面?)、車窓から見える地平線、イスタンブールのアヤソフィヤ宮殿の素晴らしい内装etc…当たり前ですが、日本にない物事や風景をたくさん見ることができました。
トルコは、ヨーロッパとアジアの融合と言われますが、行ってみてまさにその通りでした。
食べ物や歴史的建造物はヨーロッパの雰囲気、宗教はイスラムなので中東の雰囲気、気候や農業はアジアとヨーロッパの中間、といった何とも形容しがたい国だと思いました。
そんな雰囲気こそがトルコなのかもしれないと思いました。
今回のメルシンでの式典や舞台やホームステイは二度と体験することのできないことだったと思います。
とくに舞台は、海外のホールで行われる、りらにとって初めての海外公演でしたが、立派にやり遂げて海外公演の礎を作ってくれたように思います。
もちろん、反省点もたくさんあると思いますが、それは次回への申し送り事項となり、これからもっともっとすてきな舞台になると期待しています。
この8日間の思い出をパワーに変えて、これからのりらでのイベントに取り組んで行けたらと思います。
みなさん、本当にお疲れさまでした。
りら創造芸術高等学校HP
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