公開日:
:
行事
今回のブログは生徒が書きました。
有田市の公民館で、校長先生の講演会が行われました。
生徒もそこで、ウィルロジャースフォーリーズの発表をすることになりました。
その日は、民族学博物館の音楽の祭日を見学してから、有田市に向かいました。
そこで大問題が!!!
前日は、夜遅くまでミニコンサート「ほたるナイト」があり、その疲れもあってかデッキと音源のCDを学校に忘れてきてしまいました。
すぐにスタッフの鞍さん、松本さん、寮母さんがデッキと音源を会場に持ってきてくれることになりました。
みんなが「誰かが持ってきてくれるだろう」という考えで動いてしまっていたから起こってしまったハプニングでした。
そのトラブルからの緊張感もあってか、逆に音響のセッティングや照明のセッティングはスムーズに進みました。
しかし、デッキも音源も届かないまま本番が近づいています。
このままではやばい!と感じたみんなは、音源CD無しでもできる
リズム音楽であるケチャをしようということになりました。
ケチャのパートの人数が合わないため、急遽チーム編成が行われ、練習が始まりました。
そうしていると、あっという間に時間が過ぎ、あと20分で自分たちの出番が来る!というところで鞍さんがデッキと音源をもって控え室に入ってきました。
デッキも音源も届いても、まだみんなはそわそわと落ち着かない様子でした。
学校外での舞台は四ヶ月ぶりです、
そんな緊張した空気を打ち消すかのように、突然みんなが
「大丈夫、きっとできる」と励ましの言葉を掛け合いはじめました。
責任のなすりつけあいをするのではなく、失敗をカバーする。
こういったコミュ二ケーションが、舞台をする上で大切なのだなと感じました。
舞台はひとりでつくるものではなく、みんなでつくるもの。
それを実感する大切な失敗になったのではないでしょうか。
そして本番。
問題は色々とありましたが、タップダンスはあっという間に終わりました。
お客さまは楽しんでくれた様子だったので、今回の発表は何とか乗り越えられました。
タップが終わったあと、生徒からのメッセージをお客さまに伝えました。
そして、質疑応答のところでは、タップダンスをもう一度してほしいとアンコールもありました。
アンコールがあったのは開校以来、初だったのでビックリしましたが、アンコールが出るほどまでに私たちの舞台が心に届いたのだと感じることができました。
そうして舞台は無事終わりました。
お客さまとお別れをするときに、ほとんどの人が「がんばれよ」と声をかけてくれたことがすごくうれしかったです。
今回の校外発表は、ハプニングもあり学ぶことの多かった舞台で、とてもいい経験になりました。
再度、みんなの絆の強さが実感できました。
りら創造芸術高等学校HP
関連記事
-
紀州木材フェアで学校発表!(11月23日)
11月23日(金・祝)は、 和歌山マリーナシティ『紀州木材フェア』の 特設舞台でゴスペル&タップの発
-
真国丹生神社で奉納、真国御田の舞がありました!
こんにちは! 10期生山下です。 2月2日(木)に学校から歩いて5分ほどの所にある、真国丹生
-
6月30日りらフェスティバル開催
2024年6月30日(日)に今年度最初のイベント・りらフェスティバルを開催します。今年の会場は紀美
-
映画『0(ゼロ)からの風』和歌山上映会
2007年8月18日(土)に、 和歌山県下多くの教育委員会に後援を頂いて、 映画『0(ゼロ)からの風
-
内閣府事業で海外青年団が視察のため来校しました
2018年2月22日、平成29年度地域課題対応人材育成事業「地域コアリーダープログラム」(FY201
-
「平成26年度卒業式」
皆さんこんにちは、桜が散り暖かくなって来た今日この頃ですね。 りらの桜も散り、最近では綺麗な緑の葉