蛍の季節です
公開日:
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課外活動
最近、りらの周辺では夜に蛍を見ることができます。
真国川周辺では「ゲンジボタル」が生息しています。
天の川が見えるほど暗い環境もあって毎年見事な乱舞が繰り広げられます。
真国地区は知る人ぞ知る蛍見物の名所なのです。
毎年、生物の授業の中でも蛍について勉強しています。
今週の土曜日6月18日15時~20時には、ホタル観賞と生徒発表を合わせた企画
「ほたるナイト」が開催されます。
しかし。
今年は何か変です。
例年に比べて蛍が少ない・・・
下の写真は2008年の蛍です。↓

同じ場所の今年の昼間の写真です↓

大増水!
ゲンジボタルの生活環境は水辺に集中しているため,
この水位変化は重大な問題です。
従来、上流部にダムのない安定した水辺のある真国地区でも
季節外れの大雨によって、蛹の時期の蛍に影響が出たと考えられます。
蛍の生育環境は非常に脆いのです。
「きれいな川にしか蛍は住めない」
誰もが聞いたことのあるフレーズですが
“きれいな”という言葉の意味は
不純物が少ない。という意味ではありません。
現に真国地区でも上流部の非常にきれいな川には蛍はほとんど生息しておらず
生活排水なども流される川に大量に生息しています。
これは、私の見解ですがここで言う”きれい”とは
①水量が安定している(ダムなどの人工物がない)
②河原(産卵場所)がある比較的広い環境がある
③人工光の少ない環境がある
④比較的栄養価の高い水質(餌のカワニナが大量発生できるように)
が整う環境だと言えると思います。
以前、村の方が「昔はここまでたくさんの蛍の乱舞は無かった。蛍の黄色い光は環境への黄色信号だ」
と言っておられました。
人間の生活が環境に影響を与えていることを実感できるお言葉でした。
今回の鑑賞イベントでは増水の影響が比較的少ない上流部に行こうと考えています。
地元の学校だからこそ分かる鑑賞スポットを紹介します。
上流部の14日夜の写真↓50くらいの蛍の乱舞を見ることができました。

ただ蛍を見るだけでなくその環境を知る機会になるように
1年生蛍説明員による説明もあります。
是非、18日のイベントにお越しください。
りら創造芸術高等専修学校のHP
りら創造芸術高等学校HP
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