今年度初のプロジェクトフィールドワーク「箱馬作り」
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課外活動
こんにちは、10期生のW.Sです。
今回は、今年度初のプロジェクトフィールドワークの様子をお届けします。
プロジェクトフィールドワークとは、プロジェクト(部活動のりらでの呼称)単位で一日活動できる課外学習です。
そして今回は生徒全員での箱馬作りを行いました。
箱馬とは:
この3Dモデルのように木製の舞台用具で、江戸時代の歌舞伎の世界から生まれたとされる、基本的な舞台装置です。
上に平台と呼ばれる木製の台を載せて、高さのある舞台にすることが出来ます。
りら創造芸術高等学校では、伝統的にこのような舞台装置作りを生徒たちで行います。

この箱馬作りを行ったきっかけは、現在りらで使っている舞台について「高さが低く、よく見えない」というアンケートをいただいたことです。
お客様に見やすいように高さをあげようと考え、3DCADを使って試算したところ、舞台の台となる箱馬が100個不足することが判明。
生徒全員で協力して箱馬作りをすることになりました。
今回、100個という大量の箱馬作りの為の材料となる木材は、地域の業者の方から不要になった端材を寄付していただきました。
本当にありがとうございました。
箱馬作りをしたことのない生徒も、一から作り方を教えてもらって普段使うことのない工具にたくさん触れました。
まずは、いつもお世話になっている地域の家具メーカーに「パネルソー」を使わせて頂き、材料をカットしていきます。
のべ、500個の部品を担当生徒と教員で切り出しました。
一年生も初めての裏方作業に、最初は苦戦しながらも、数を重ねていくうちにだんだんと慣れていきました。
今回、初めて生徒全員で裏方作業を行いましたが
みんなで協力してひとつの作業ができてとても良い時間になったと思います。
今回完成した100個の箱馬は、次回のイベント「ホタルナイト」のステージで使用します。
残念ながら観客の皆様にはその姿をお見せすることは出来ませんが、まさしく縁の下の力持ちとして舞台を支えてくれています。

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